こんにちは~
あいちゃん@design_iChan
です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
色々なデザインも衣替えしたい時期ですよね。
プレゼント企画みつけたら、即応募しちゃう
方も多いのではないでしょうか。
ということで、今回のデザイン制作の経緯は
Twitterでたまに見かける、
クリエイターさんのヘッダープレゼント企画を
実際に私もやってみて、プレゼント企画の流れの詳細は無料note
をチェックしてみてください。
Twitterでプレゼント企画してみた|ときどきあいちゃん|note
※付録で同タイプデザインのブログアイキャッチも付いてくる~!
そこで作ったヘッダーの
デザインについて振り返ってみたいと思います。
特に今回は、すでに完成されたデザインを
再構成し、最適化するリデザインにチャレンジしたので
要チェックです!
▼今回つくったヘッダーデザインはこちら
結構、ごきげんな仕上がりでしょ!
では、始めます~
デザインの準備
ヘッダーのサイズは、1500×500です。
準備するものは、このブログが参考になります。
和テイストのヘッダーをつくってみた - ときどきあいちゃんブログ
今回は、元々、ガリさんという方が
ある程度デザインされたものがしっかりしていたので
ヒアリングは、今の状態や、好きな色、モノなどを
お聞きして、最適化する方法をとりました。
そこをメインに振り返りたいと思います。
リデザイン
「リ・デザイン」とは、高度な次元で「完成されたデザイン」(最適解)を、さらに「最適化」することの意である。よって、先行する追求の結果に対して、その踏襲または否定、あるいは不備・不足を補完するだけの営為ではない。そもそも「営為」としてのデザインは、決して色や形を「自由自在に」生み出すことや、そのためのクリエイティヴな「わざ」ではない。むしろ、目的に適うアイディアの具現化、それに伴う現実の諸条件を「すり合わせる」膨大な試行錯誤、すなわち「妥協案」から「最適化」までがデザイン、と評してよいだろう。ちなみに、20世紀前半の先進的モダニズムにあっては、ある条件下で普遍的である、として導かれた「最適解」が絶対視される傾向が顕著だった。このことは、後続するスタイル(色や形)を決定づけ、デザインにおけるフォーマリズムと、それに対する反発を招いた。一方、北欧モダンを特徴づける「人々と社会に貢献するしなやかなデザイン」は、まさに「リ・デザインのよき系譜」である。例えばアルヴァ・アアルトは、完成度が非常に高い「パイミオ・チェア」の発表後、人間工学と生産技術(ベントウッド)の観点からパイミオを到達点とせず、また、「最適解」の神聖化をデザイナーや建築家に警告し、リ・デザインの発想でさまざまなタイプのベントウッド・チェアを追求した。これらは、単なるシリーズやヴァリエーションの展開ではない。
https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3
最適化に時間を費やした
良いものを残し、現行のデザインを今にピッタリにしようと
試行錯誤に大半の時間を使いました。
ビフォーアフターはこちらのツイートで確認出来ます。
https://twitter.com/design_iChan/status/1176679574660214790
手順としては、依頼者さんから
現行のデザインへの不満や作った頃との
ご自身の変化を聞き、ブレていない主軸を
残し、それ以外は新しいものに変えるという
流れとなりました。
なので、素材はもともとのものを使いましたし、
私自身で考え出したものはあまりなく、
キャッチコピーの
・いつもツイてる
↓
・パパになって
さらにツイてる
と、
赤と青に色を絞ったということ。
あとは、構図を変えたことで、
素材は変更しませんでした。
素材で構成する
素材は作り直す
そうはいっても、素材をそのまま
コピーして配置だと、構図にハマらないので
そこは、素材の作り直しをしました。
集中線は何度も入れ直して、目線の誘導が上手くいくように
かなり気を配りました。
最初の頃は集中線も何もかも画面上でもたついてます。
赤と青の使いかたや、絶好調の置き方、煙の量、散らばって
いるお顔のイラストの数や位置など、
引き締まった画面になるまで粘りました。
ファーストビュー
印象がまとまって、引き締まった無駄のない
画面というのが、私の一つの目標になっていて、
デザイン界で言われている、
「3秒で判断される」
ということを強く意識しました。
もともと、上手くファーストビュー
始めの見た目を
コントロールされていたヘッダーだったので、
効果を落とすまいとかなり冷や冷やしながら
再構成しました。
そして、完成したのが、、
こちらです。
試行錯誤の賜物です。。
最後に
今回は、初めてリデザインという考え方を
実践的にやってみて、
時間と共に変化する依頼者さんとの関わりが楽しかったし、
前任のデザイナーさんの考えに触れれて、
充実した制作時間を過ごすことが出来ました。
そして、依頼者さんに喜んで頂き、
さらに、リデザイン前の制作者さんにも良いねと言って
頂き、今回も思い出深いデザインとなりましたー
リデザインのご相談DMはこちらで受け付けております。